平昌オリンピックのスノーボード・ハーフパイプで、
世界中に感動をもたらした平野歩夢選手とショーンホワイト選手。
本当に2人とも素晴らしかったです。
結果は平野歩夢選手が銀メダル、ショーンホワイト選手が金メダル。
ところが、その結果に誤審の疑いがあるのだとか。
誤審を強めたのは国民性が影響しているのではないでしょうか?
スノーボード・ハーフパイプ決勝戦(平昌オリンピック)

スノーボード・ハーフパイプの決勝戦は、
かなり見ごたえのあるものでした。
特に、日本の若きスター平野歩夢選手と、
アメリカのレジェンドであるショーンホワイト選手の対決には興奮してみてしまいました。
結果は、
平野歩夢選手が銀メダル、ショーンホワイト選手が金メダル。
#スノーボード 男子ハーフパイプ決勝、金メダリストのショーン・ホワイト選手は、トリノ、バンクーバーオリンピックと合わせて3個目の金メダル獲得😳🥇平野歩夢選手は2大会連続銀メダル🥈片山来夢選手は7位です✨おめでとうございます🎊 #平昌オリンピック #PyeongChang2018 #Olympics pic.twitter.com/clClIRbomm
— オリンピック (@gorin) 2018年2月14日
2人の演技を比べた動画はこちら↓↓
上:平野歩夢選手(銀、95.25点)
下:ショーンホワイト選手(金、97.75点)
音声:ショーンホワイト選手の演技時世界一を争った2人の別次元の演技!
2人とも怪我を乗り越えて挑んだオリンピックでした。#動画 #平野歩夢 #ショーンホワイト #男子ハーフパイプ #銀メダル #平野くん #スノーボード pic.twitter.com/TkeZJVhUMO— Endia@バレンタイン企画開催中🎁 (@Endia_net) 2018年2月14日
平野歩夢選手とショーンホワイト選手が使用するスノーボードの板を見てみる♪
↓↓↓
平野歩夢の得点は低すぎた

まず、平野歩夢選手の滑りは、本当にすごかったです。
どの番組の解説者の話を聞いていても、
もっと高い点数が出てもいいと話しています。
その理由は、
あのすべりが決勝3回のうちの2回目だったということが主な理由だという論調が多いです。
うしろに、
予選1位のレジェンド・ショーンホワイト、予選2位のスコッティジェームスが控えているため、
どんなに平野歩夢選手の演技がすばらしくても、
最高値である100点をつけるわけにはいきません。
もしかすると、うしろの選手がもっとすごい技を披露してくるかもしれないと思うと、
おのずと辛口のジャッジとなってしまったのでしょう。
平野歩夢選手のあの滑りが3回目だったなら、
もしかすると・・・
審査員の予想通り、ショーンホワイト選手がきめてきます。
平野歩夢選手は、大技を4回連続でやったのに対して、
ショーンホワイト選手は、間に1回転半の簡単な技を入れて、
スピードを回復させて、大技に戻りました。
技術的には、大技を連続でする平野歩夢選手の方が上だと思ってしまうのは、
私だけでしょうか?
でも、結果は平野歩夢選手が、2.5ポイントも差をつけられて銀メダルとなりました。
滑り終えた時点で、まだ点数も出ていないのに、
ショーンホワイト選手は勝利を確信したかのように喜びを大きく表現しました。
このとき、私は少し違和感を覚えました。
そして、その違和感は、翌日のヤフーニュースをみて強くなりました。
平野歩夢とショーンホワイトに誤審の疑い

スノーボード専門誌の「BACKSIDE」編集長の野上大介さんが、
次の理由で誤審の疑いを話しています。
きれいで長いグラブが入れば完成度が高いと言えます。逆に、グラブできていない場合は完成度も低いわけですから、絶対的に点数は出してはいけません。
しかし、ショーンのキャブダブルコーク1440はグラブをしていなかったんです。これはスローで見れば分かります。誰が見ても分かります。板ではなく、ブーツを触っているだけでした。1つ前のランでミスをした技なので、修正しようという気持ちが何かしらの影響を与えたのでしょう。要は届かなかったのです。
ここまで、野上大介さんの記事を読んで、
私は昨日、スノーボード・ハーフパイプの試合を見た時の違和感を思い出しました。
先に断っておきますが、
私はショーンホワイト選手のファンで、とても好きな選手です。
日本のアニメ「ガンダム」が好きで、温泉が好き、
スノーボード界のスーパースターが、親日家って、とてもうれしいですよね^^
でも、
昨日の決勝3回目のすべりは確かに歓声もすごかったし、
圧巻のすべりでしたが、
正直、平野歩夢選手の滑りも相当すごかったので、
採点結果がでるまでは、勝利は確信できなかったはずなんです。
でも、ショーンホワイト選手は、演技を終えると勝利を確信したかのようにガッツポーズをして、
喜びを全身で表現しながらおりてきました。
そこで、
さきほどの野上大介さんのコメントです。
これは結構ありがちなのですが、もっとレベルが低い大会では“つかんだ振り”をする選手もいて、「ブーツグラブ」と呼ばれます。ショーンのあれはまさしくブーツグラブ。今さらの話ですが、誤審でした。
そんなことするなんて思えませんし、思いたくありません。
でも・・・
でも、これで点と点がつながったというか、
だからこそ、印象操作というと言葉は悪いですが、
もともとネームバリューのあるショーンホワイト選手が、
滑り終えた後、勝利を確信したパフォーマンスをすれば、
世界中に彼よりスノーボード・ハーフパイプができる人はいないわけですから、
いくら審査員といえども、ショーンホワイト選手が完ぺきな演技をしたと思ってしまうのではないでしょうか。
さきほどの野上大介さんは続けます。
ブーツグラブだったことはショーン本人が一番分かっているはずです。エッジをつかむ感触がないので、「ヤバい、届いていない」と絶対に分かります。それでも最後まで滑り切ると、両手を上げて派手なガッツポーズを見せました。もしかしたらいつもよりガッツポーズを強めにして「俺は完璧だった」ということをアピールした可能性はありますよね。
もともと、アメリカの方って、
日本人より感情を表に出すタイプの方が多いイメージはあります。
平野歩夢とショーンホワイトの誤審は国民性が影響?

平野歩夢選手とショーンホワイト選手だけに限らず、
全体的な傾向として、
日本人は海外の方より、リアクションが小さいというか、おとなしいですよね。
日本に生まれ日本に育った私は、
そんな奥ゆかしい日本人のイメージが好きだったりするのですが、
競争となると損をしてしまうのかな、と。
日本はもともと協調を重んじるところがありますが、
アメリカなどでは、子供の時からディベートなどで
自分の考え・主張を表現できるようになる教育をしているそうです。
その教育の傾向も、和を重んじる日本と、
個性を重んじるアメリカの違いからきているのかななんて思います。
オリンピックに限らず、国際的な試合を見ていると、
海外の方は勝利すると派手に喜びますし、
それに比べて、日本人のリアクションはうすいですよね(笑)
それが、スピードスケートのように完全にタイムで結果が出るような機械採点の種目ならいいのですが、
人間が採点をする種目になると、
どうしても喜び方がうすい日本人は損をしてしまう気がします。
さらに平野歩夢選手は、日本人の中でもクールな印象なので、
日本人的美的感覚でいうと、寡黙で、無言実行ってかっこいいのですが、
海外の方から見たら、
そのすごさが伝わりにくくなってしまうのかなと思います。
人間が採点する競技では、文化や国民性の違いで結果が変わってしまうことが起こってしまうのだとしたら、
競技が終わったら、カメラをスローモーションで再生して採点するようにしていけないのかなと思います。
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