2018年NHKでドラマ化の「夕凪の街桜の国」
実は、「この世界の片隅に」の作者で有名な
こうの史代さんが手掛けた戦争をテーマにした作品なんです。
そんな夕凪の街桜の国の内容を
あらすじとネタバレありでご紹介します。


夕凪の街桜の国2018の内容への感想も
一緒にまとめてみたので、そちらも見てみてくださいね。
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目次
夕凪の街桜の国の内容のあらすじ

夕凪の街桜の国2018の内容のあらすじについて、まとめてみました。
ここではネタバレは含んでいないので
あらすじだけ見たいという人も見てもらって大丈夫です。
原爆記念日が近づいてきたから
読み返す
夕凪の街桜の国
この一文の答えが聞きたい pic.twitter.com/ksOxmxdn8L— sayumi (@sayumi2899) 2018年8月1日
まず、夕凪の街桜の国は、3部構成になっています。
1部の夕凪の街は平野皆実という女性の被爆から10年後の姿を描いています。
2部・3部の桜の国では、皆実の姪である
東京で育った石川七波が主人公です。
なので、一部の夕凪の街のあらすじと
二部・三部の桜の国のあらすじと分けてご紹介します。
夕凪の街の内容のあらすじ
原爆投下から10年が経ち、広島の仮設住宅で
母と2人で暮らしていた皆実は
ようやく仕事をしたり、職場や家で些細なことで笑ったりと
日常を取り戻してきました。
茨城には弟の旭が住んでいて
弟に会いに行くために節約をしたり、
同僚の打越に好意を寄せられたりということも起きます。
そんな日常の中で、原爆で死ななかった人が
その後どう生きたのか、何を考えていたのかが描かれます。
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桜の国の内容のあらすじ
原爆投下からさらに時が経ち、
皆実の弟である旭の娘・七波が主人公になります。
桜の国の第一部では七波の小学校の頃が描かれています。
そして第二部では七波が28歳になり、
定年した父親の不審な行動が気になって
その原因を突き止めるというストーリーになります。
二部を見た後に一部を見返すと
こういうことだったんだ!
と繋がってくる部分があるストーリーになっています。
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夕凪の街桜の国の内容のネタバレ

夕凪の街桜の国の
それぞれの内容のネタバレについてです。
あらすじと同じように
夕凪の街のネタバレと桜の国のネタバレを分けてご紹介します。
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夕凪の街の内容のネタバレ
同僚の打越からの好意を受け入れたものの、
彼に抱き寄せられた皆実は拒否反応を示してしまいます。
皆実は原爆が投下された街中で
死体だらけで何人見殺しにしたかもわからない光景を
忘れようと思っても、
幸せだと感じた瞬間に恐ろしい光景や幻覚が蘇ってくるのでした。
さらに被爆した皆実に対しての
誹謗中傷も少なくありません。
そんな体験から自分は幸せになってはいけないと
感じる皆実でしたが、
なんと少しずつ体が動かなくなってきてしまいます。
原爆は皆実の体を蝕んでいたんですね。
そして皆実は亡くなってしまいます。
皆実の歩いてた構図を探しに来てみた
ただ、ただ胸が熱くなる。#夕凪の街 桜の国#こうの史代
#平和公園#今、皆実が生きてたら#迷わず抱きしめに行く pic.twitter.com/nd85JvhAXs— ティンティン⚾beautifulさ (@RpTintin) 2018年5月10日
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桜の国の内容のネタバレ
看護師として病院に勤めていた七波は、
退職してからよく家をあける父親を不審に思っていました。
父親が認知症かもしれないと心配をした七波は
夜に出かけるという父親を尾行したのでした。
なんと父親は広島行きの高速バスに乗りました。
七波は迷いましたが、一緒に高速バスに乗ることに。
広島では父親があちこち回るので、
父親を見失ってしまった七波は東京に帰ることにしました。
広島から夜行バスで帰ってきて
電車に乗って帰ろうとした時、
隣に座ったのは同じく広島から帰ってきた父親でした。
父親がなぜ広島に行ったかと言うと、
父親の姉・皆実の50回忌で
お墓参りと皆実を知る人から昔話を聞いて回っていたんだそうです。
そして、七波が幸せにならなきゃ皆実が泣くよ
と父親は言って物語は終わります。
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夕凪の街桜の国の内容への感想

夕凪の街桜の国の内容への感想もまとめました!
こうの史代「夕凪の街 桜の国」の1ページ。原爆は遠い昔の事ではないとこの本を読んで思った。
#オススメの本#本#マンガ#漫画#反戦#反核#こうの史代#この世界の片隅に pic.twitter.com/Cxh5adjmEz— 青緑 (@sougentoumi5353) 2017年12月19日
いつまでも忘れられない体験であり、
戦争を体験していないわたしたちも
忘れてはいけない出来事だというのがわかる感想です。
『この世界の片隅に』にあるのは一時の感動や衝撃じゃなく、こうのさんの漫画『夕凪の街 桜の国』に出てくる”十年経ったけど、原爆を落とした人はわたしを見て「やった!またひとり殺せた」とちゃんと思うてくれとる?”という言葉のような終わらないもの。ずっと続いていく虚しさと悲しさと美しさ。
— こやま (@phonoballoon) 2016年10月25日
ネタバレになりますが、感想にもある、
『十年経ったけど、
原爆を落とした人はわたしを見て
「やった!またひとり殺せた」と
ちゃんと思うてくれとる?』
は、命が消えかかろうとしている皆実が思う言葉なんです。
すごく胸にくる一言ですよね。
「この世界の片隅に」は、原作の漫画読んでからアニメ見たら絶対違ったなと思う。ちなみに、上中下の下巻は号泣して次のページに行くのが辛かった。「夕凪の街 桜の国」は、読後に原爆と関わった人々の生活がずしりと乗っかる感じがとても良かった。個人的にはこちらの方が好きかも。どちらも必読。 pic.twitter.com/wlNp6RQzf0
— 六角レンチ (@_6kaku_) 2018年2月22日
「この世界の片隅に」よりも、
夕凪の街桜の国のほうが好きという感想も
あるようですね。
この世界の片隅にを読んだことのある人は
ぜひ読み比べてみてくださいね。
みんさんからいただいた、『夕凪の街 桜の国』の漫画。
広島の原爆のあと、人々がどんな生活だったか、さらにその次の世代の話も。これは是非たくさんの親子に読んでほしい!
映画も借りてこよう! pic.twitter.com/NroSb2SA4H— 那覇泉崎のちんまーやー (@chinmaayaa) 2016年8月16日
被爆した人だけじゃなくて、
その周りの人や二世、三世とずっと抱えていかないと
いけない問題だと受け止める感想も多いです。
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まとめ
夕凪の街桜の国2018の内容の
あらすじやネタバレストーリーをご紹介しました。
感想を一言では表すのは難しい作品ですが、
ぜひ読んでほしいお話です。
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原作漫画をもとにしたあらすじとネタバレになるので、
ドラマとはちょっと違うストーリーかもしれません。