血液型の恋愛での相性や、
血液型の性格診断など、
日本では血液型占いが一時期はやりましたよね。
両親の血液型の組み合わせで、
子供が何型になるかの確率ってどのくらいでしょうか?

目次
血液型は実は4種類だけではない!

血液型って、
表面的には、
A型、B型、O型、AB型の4種類ですが、
実は、本当はもっと細かく分類できるんです。
A型とB型には、実は、O型の入っている人がいます。

つまり、
全部で、下のように6種類あるということなります。
A型⇒AA型、AO型
B型⇒BB型、BO型
O型⇒OO型
AB型⇒AB型
図にするとこんな感じです。

では、どうして、AO型やBO型と言わないのか?
という疑問が出てきますよね。
実は、O型は、劣性形質で、
A型とB型は優性形質とよばれる特徴を持っているからです。
名前に「優劣」という言葉が使われていますが、
これはけっして優れている・劣っているという意味ではありません。

簡単にいうと、
優性形質とは、遺伝するときにその特徴が表面にでてくるもので
逆に、
劣性形質とは、遺伝するときにその特徴が表面に現れにくいものをいいます。
だから、
優性形質と劣性形質が一緒に入っていたら、優性形質だけが表面に出てくることになります。
そのため、
A型とO型が入っているAO型の場合、
優性形質のA型が表に出てきて、劣性形質のO型は表に出てこないため、
表面的にはA型ということになります。
同じように、BO型も、
O型は入っているのですが、
表に出てこないので、表面的にはB型となるわけです。

なるほど!
じゃあ、劣性形質は、恥ずかしがり屋さんで隠れているみたいなイメージだね!

この法則を使って
両親の血液型をそれぞれ組み合わせて、
生まれてくる子供の血液型の確立がどのくらいか簡単に調べることができます。
子供の血液型の確率を図説で簡単に解説!

血液型には、今みてきたように、次の6種類あります。
A型⇒AA型、AO型
B型⇒BB型、BO型
O型⇒OO型
AB型⇒AB型
それぞれの組み合わせの両親から生まれてくる子供の血液型の確立をみてみましょう♪
両親がAB型×O型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの2パターンが、AO型(=A型)
4パターンのうちの2パターンが、BO型(=B型)
つまり、両親がAB型×OO型の場合、
A型が50%、B型が50%という確率になります。
両親がA型×O型の場合の子供の血液型の確立
A型には、AA型とAO型があるので、
AA×OOと
AO×OOの場合にそれぞれに分けてみていきます。
AA型×OO型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
すべてAO型(=A型)となります。
つまり、
AA型×OO型の両親から生まれてくる子供の血液型の確率は、
100%A型ということになります。
続いて、
両親がAO型×OO型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの2パターンが、AO型(=A型)
4パターンのうちの2パターンが、OO型(=O型)
つまり、両親がAO型×OO型の場合、
A型が50%、O型が50%という確率になります。
両親がB型×O型の場合の子供の血液型の確立
B型には、BB型とBO型があるので、
BB×OOと
BO×OOの場合に、それぞれに分けてみていきます。
両親がBB型×OO型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
すべてBO型(=B型)となります。
つまり、
BB型×OO型の両親から生まれてくる子供の血液型の確率は、
100%B型ということになります。
両親がBO型×OO型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの2パターンが、BO型
4パターンのうちの2パターンが、OO型
つまり、両親がBO型×OO型の場合、
B型が50%、O型が50%という確率になります。
両親がA型×B型の場合の子供の血液型の確立
A型には、AA型とAO型
そして、
B型には、BB型とBO型があるので次の4通りを考えます。
AA×BB
AO×BB
AA×BO
AO×BO
両親がAA型×BB型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように、
すべてAB型となります。
つまり、両親がAA型×BB型の場合、
AB型が100%という確率になります。
両親がAO型×BB型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの2パターンが、AB型
4パターンのうちの2パターンが、BO型(=B型)
つまり、両親がAO型×BB型の場合、
AB型が50%、B型が50%という確率になります。
両親がAA型×BO型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの2パターンが、AB型
4パターンのうちの2パターンが、AO型(=A型)
つまり、両親がAA型×BO型の場合、
AB型が50%、A型が50%という確率になります。
両親がAO型×BO型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの1パターンが、AB型
4パターンのうちの1パターンが、BO型(=B型)
4パターンのうちの1パターンが、AO型(=A型)
4パターンのうちの1パターンが、OO型(=O型)
つまり、両親がAO型×BO型の場合、
A型が25%、B型が25%、O型が25%、AB型が25%という確率になります。
両親がAB型×A型の場合の子供の血液型の確立
A型には、AA型とAO型があるので、
AB×AAと
AB×AOの場合にそれぞれに分けてみていきます。
両親がAB型×AA型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの2パターンが、AA型(=A型)
4パターンのうちの2パターンが、AB型
つまり、両親がAB型×AA型の場合、
A型が50%、AB型が50%という確率になります。
両親がAB型×AO型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの1パターンが、AA型(=A型)
4パターンのうちの1パターンが、AB型
4パターンのうちの1パターンが、AO型(=A型)
4パターンのうちの1パターンが、BO型(=B型)
つまり、両親がBO型×OO型の場合、
A型が50%、B型が25%、AB型が25%という確率になります。
両親がAB型×B型の場合の子供の血液型の確立
B型には、BB型とBO型があるので、
AB×BBと
AB×BOの場合にそれぞれに分けてみていきます。
両親がAB型×BB型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの2パターンが、AB型
4パターンのうちの2パターンが、BB型(=B型)
つまり、両親がAB型×BB型の場合、
AB型が50%、B型が50%という確率になります。
両親がAB型×BO型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの1パターンが、AB型
4パターンのうちの1パターンが、BB型(=B型)
4パターンのうちの1パターンが、AO型(=A型)
4パターンのうちの1パターンが、BO型(=B型)
つまり、両親がBO型×OO型の場合、
B型が50%、A型が25%、AB型が25%という確率になります。
両親がA型×A型の場合の子供の血液型の確立
A型には、AA型とAO型があるので、
AA×AAと
AA×AOと、
AO×AOの場合にそれぞれに分けてみていきます。
両親がAA型×AA型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように、
生まれてくる子供の血液型の確率は、
A型が100%となります。
両親がAA型×AO型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの2パターンが、AA型(=A型)
4パターンのうちの2パターンが、AO型(=A型)
つまり、両親がAA型×AO型の場合、
A型が100%という確率になります。
両親がAO型×AO型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの1パターンが、AA型(=A型)
4パターンのうちの2パターンが、AO型(=A型)
4パターンのうちの1パターンが、OO型(=O型)
つまり、両親がAO型×AO型の場合、
A型が75%、O型が25%という確率になります。
両親がB型×B型の場合の子供の血液型の確立
B型には、BB型とBO型があるので、
BB×BBと
BB×BOと、
BO×BOの場合にそれぞれに分けてみていきます。
両親がBB型×BB型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように、
A型が100%という確率になります。
両親がBB型×BO型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの2パターンが、BB型(=B型)
4パターンのうちの2パターンが、BO型(=B型)
つまり、両親がBB型×BO型の場合、
B型が100%という確率になります。
両親がBO型×BO型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
4パターンのうちの1パターンが、BB型(=B型)
4パターンのうちの2パターンが、BO型(=B型)
4パターンのうちの1パターンが、OO型(=O型)
つまり、両親がBO型×BO型の場合、
B型が75%、O型が25%という確率になります。
両親がO型×O型の場合の子供の血液型の確立
両親がどちらもO型の場合
簡単に解説した図説は以下になります。

上の図説のように
両親がどちらもOがたの場合、
生まれてくる子供の血液型は、
O型が100%になります。
この法則は、中学校の時に習った、メンデルの法則というものです。
メンデルの法則とは?
メンデルの法則を覚えていますか?

メンデルという学者さんが見つけた法則だよね!

あれ、でも、うる覚え・・・
どんなのだったかな?
メンデルは、緑色と黄色のえんどう豆を交配させることによって、
どのように遺伝が伝わるか見つけました。
エンドウ豆は、表面的には、緑色と黄色の2種類ですが、
実は、
緑色は優性形質、黄色は劣性形質なので、実は次の3種類あるということになります。

そして、それぞれを以下のように組み合わせて、
遺伝でどちらの色が現れるか発見した人がメンデルという方だったので、
メンデルの法則という名前になりました。
緑緑×緑緑
緑緑×緑黄
緑緑×黄黄
黄黄×黄黄
まとめ
いかがでしたか?
両親の 血液型の組み合わせで、生まれてくる子供が何型になるかの確率を
図説で簡単に解説してきました!
こうやって見てくると、AはAでも、AA型の場合とAO型の場合で、
確率は全然違ってくるし、それはB型にもいえます。
A型やB型の方は、自分がどちらのパターンか、
両親や子供の血液から考えてみるのも楽しそうですよね♪
そこで、それぞれ全部で18パターンを
図説で簡単にわかりやすく解説したいと思います!