節分と言えば『鬼は外、福は内』という
掛け声と一緒に豆まきをしますが、
大豆ではなく、落花生の地域があるって驚きですよね。
どこの地域でどんな由来があって、
落花生をまくようになったか気になりますよね。
目次
豆まきに落花生をまく地域はどこ?
豆まきに落花生を使う地域は
- 北海道
- 東北地方
- 北陸地方
- 南九州
これらのエリアです。
出典元:https://weathernews.jp/s/topics/201801/300085/
分布図を見ると、結構広い範囲であることがわかります。
寒い地域に限られているのかと思っていたら、
なんと鹿児島県や宮﨑県という暖かい地域でも
豆まきでは落花生を使うのは意外ですよね。
[鹿児島節分あるある] 県民の大半は大豆じゃなくて
落花生投げがち pic.twitter.com/tF3NvbkLfP— 宮原 健輔 / Kensuke MIYAHARA (@mykntb) 2018年2月4日
そういえばこないだ商談してた時に「宮崎はほんと皆さん節分に落花生投げますよね〜😊」って言われて「エ!?!?県外何まくんですか!?!?!?」って聞いたら「大豆まきますよ〜。節分に落花生まくのは宮崎鹿児島くらいですよぉ😊」って言われてウッッッソだろーーーーー!?、?!?ってなったよね
— 丹嗚 (@nionio0122) 2018年11月14日
ただ、これらの地域でも、落花生じゃなくて、
大豆を使うお家も少ないようですがあるようですね。
でも、なんで、そういった地域では、
落花生をまくようになったのかな?
それはね・・・
つづいて、落花生をまくようになった由来をお伝えします。
豆まきに落花生をまく由来を簡単に解説
豆まきに落花生を使う地域が
結構あるということはわかりましたが、
どういった由来があるんでしょう?
まず、寒い地域で豆まきに落花生を使うようになった理由です。
簡単に言うと、
落花生は大豆に比べて
カロリーが高いので寒い地域で好まれているのです。
なるほど!
寒い地域ならではの由来ですよね。
続いて、南九州の暖かい地域での由来です。
それは、鹿児島県や宮崎県は落花生が特産だからなんです。
実は鹿児島県と宮崎県は生産量が
全国10位以内に入るぐらい落花生を作っているんです。
でも、落花生の生産がダントツトップの
千葉県は豆まきでは大豆をまくんですよね。
節分のときの豆まき、何の豆をまいていますか?北の方では落花生をまくのが一般的。国内大豆生産量第1位の北海道では落花生を、そして落花生生産量第1位の千葉県では大豆をまいてるというのはおもしろいですよね。うちでも大豆です。。。
— 落花生とお米のヤマハン (@yamahan_p) 2018年11月26日
他にも、大豆じゃなくて落花生をまく理由は、
✅ 落花生だと広いやすいので、豆まきをした後の掃除が簡単
(特に寒い地域は雪の上でも落花生なら見つけやすいんです)
✅ 落花生は殻をむいて食べるので衛生的
だともいわれています。
◆節分の跡。北海道の風習にならい、2/3の夜に我が家も落花生を撒いた。家の外は深い雪に覆われている。外に撒いた落花生はエゾリスやアカネズミが見つけて運ぶんだろうなぁ~と空想していたら、翌朝家の外が騒がしい。そう、ハシブトガラスが壮絶な落花生の争奪戦を繰り広げていた。写真はその跡。 pic.twitter.com/Uvi3EFD51q
— kuma (@KUMA5364) 2017年2月4日
確かに小さな大豆よりも殻に入った
落花生のほうが大きいので見つけやすいですよね。
しかも落ちたものも、
殻をむけば食べられるのでもったいなくないですよね。
節分に豆まきするようになった由来は?
節分に豆まきをするようになった由来は、
『魔目』→魔の目、『魔滅』→魔を滅するという
語呂合わせから豆をまくようになったからです。
大豆や落花生がまかれるようになったのも
地域の特産だったり生活に強く根付いた豆だったから
まかれるようになっただけで、
本当はグリーンピースや小豆、そら豆でもいいってことですよね。
あと豆まきで落花生を使う場合に気になったのが、
食べる個数の数え方です。
大豆なら1粒で1歳分ですが、落花生は殻ひとつを1歳分でみるんでしょうか?
殻の中の豆1粒を1歳分とみるんでしょうか?
道産子に聞きます。
節分の時、落花生まくと思うけど
あれって歳の数だけ食べるって、
殻の数?豆の数?
どっちにしてましたか?未だにわかんないんです。
— 毒きのこ🍄 (@DokunoKinoko) 2018年7月16日
殻の中の豆の数で数える人が多いようですが、
殻で数える人もいるみたいですね。
多分、落花生をたくさん食べたかったら殻で数えて、
そんなに食べなくてもいいなら豆の数で数えるんだと思います。
まとめ
豆まきで落花生をまく地域やその由来について
簡単にご説明しました。
地域の特性に合わせた由来があって面白いですね。
ということで、豆まきに落花生をまく
地域についてご紹介します。