みなさんはエイプリルフールを知っていますか?
バレンタインやクリスマスほどではありませんが、人々の間に浸透していますよね。
しかし、「嘘をついていいのは午前中だけ」ということを耳にしませんか?
これは日本だけの嘘なのでしょうか?
それでは、エイプリルフールの由来の意味から、このことが嘘かどうかまでみていくことにしましょう。
目次
エイプリルフールの由来の意味
エイプリルフールはご存知の通り、4月1日です。
エイプリルフールの意味を知っていますか?
語源由来辞典を調べてみると、
「4月1日の午前中は軽いいたずらで嘘をついたり人をかついだりしても許されるという風習」
引用:http://gogen-allguide.com/e/april_fool.html
と出てきますね。
ここにも午前中と出てきていますが、まずは由来から見ていきましょう♪
さて、エイプリルフールの由来ですが、
諸説あるようで、正確な由来は分かっていないようです。
ここでは、そのなかでも有力とされている説を紹介していきますね。
もともと、フランスでは新年のはじまりを4月1日としていたんだけど、
1564年にフランス国王シャルル9世が、
新年を1月1日としたのが、グレゴリオ暦だよ。
ところが、それに反発した人々が、
4月1日を「嘘の新年」として騒ぐようになったことが始まりだとされています。
この風習が浸透したとされています。
エイプリルフールは午前中だけ?
エイプリルフールの由来の意味に出てきた午前中というキーワード。
たしかに、
「午前中に嘘をつき、午後になったら嘘をばらす」というのは、
自然に頭に入っていることではないでしょうか?
実は、
この考え方は、イギリスが関わっているのです。
イギリスには「オークアップルデー」という習わしがあります。
この日は、「オーク=樫の実」を身に着け、王への忠心を表すんだよ。
オークを身に着けていないと、
午前中は責められるようなんだけど、午後になると責められないのだって。
なるほど!
それで嘘をついていいのは午前中だけというルールができたんだね。
嘘をついていいのが午前中だけというのは、
どのぐらい浸透しているのかSNSを見ていきましょう。
エイプリールフールで嘘をついていいのは午前中だけ
ついた嘘はその年には叶わない
ちなみに日本語で「四月馬鹿」— 色々bot (@tunmoak) 2018年1月29日
熊野ですわ。エイプリルフールに嘘をついてもいいのは4月1日の午前中だけで、午後にはそのネタ晴らしをしなければいけませんのよ。きちんとこのルールを守ることがエイプリルフールを楽しむ秘訣だと思いますわ。
— 物知り熊野bot (@i_kmndsw) 2018年2月8日
Twitter上では、
午前中しか嘘をついてはいけないというのは広まっているようですね。
また、ついた嘘は一年中かなわないというルールや、
他人を傷つけるような嘘は絶対してはいけないというルールもいわれているようです。
これはエイプリルフールを最大限に楽しむルールとして、
広まっているのかもしれませんね。
エイプリルフールが午前中だけは日本だけの嘘?
このようにエイプリルフールを楽しむために、
「午前中だけ」というルールが存在していますが、
これは日本だけの嘘なのでしょうか?
日本に浸透していった1つの説として、
Twitter上で拡散されたことが関係しているのではないかというのです。
ただし、
これも嘘をついてよい4月1日に拡散されたため、これ自体も嘘ではないかと考える人もいるようです。
午前中しか嘘をついてはいけないルールがある国は、
イングランドや南アイルランド、南アフリカやオーストラリアなど、
イギリスが統治していた歴史がある国にあるみたいだよ。
反対に、一日中嘘をついていいとされるルールがある国は、
アメリカ、フランス、ロシア、ドイツなどだよ。
まとめ
エイプリルフールの由来からまとめてきました!
エイプリルフールという言葉も、嘘をついていいということも知ってはいるものの、
由来やルールについて知らなかった方も多いのではないでしょうか?
エイプリルフールは全世界で共通のルールというものはなく、
各国ごとに少しずつ違うということがわかりましたね。
ただ、午前中だけ嘘をついていいというのは日本だけの嘘ではなかったということも分かりましたね。
あなたが嘘をつくときにどんなルールに従うのも自由ではありますが、
日本でつくとしたら、午前中に嘘をつくというルールに従った方がいいのかもしれませんね。
ぜひ、くすっと笑えるような嘘を考えてみてください。