松坂桃李さん主演でヒットした映画「不能犯」
そのミステリアスな姿と予測できないストーリーで話題となりましたが、
実は、原作の漫画もかなり面白いんです!
そこで、
不能犯(漫画)の評価やあらすじ1巻~について、まとめてみました。


目次
不能犯(漫画)のあらすじ

不能犯(漫画)のあらすじをご紹介します。
ここではネタバレはありませんので、
あらすじは気になるけど自分で読み進めたいから
ネタバレはちょっと…
という人も安心してあらすじを見てくださいね。
【不能犯(漫画)のあらすじ】
電話ボックスに連絡先を書いておくと、
希望した相手を殺してくれる赤い目の男会うことができる
という都市伝説にも似た噂がありました。
その赤い目の男が宇相吹正(うそぶき ただし)です。
映画では松坂桃李さんが演じていた人物です。
宇相吹正は、依頼主の希望通り人を殺しますが、
その殺し方が特殊。
思い込みで人を殺すんですね。
宇相吹正の赤い目に見つめられた人は
現実を正しく認知することができなくなってしまって、
例えば毒を飲んだと思い込んで心臓麻痺を
起こしてしんでしまったり、
まだその先にも道があると思い込んで
屋上から飛び降りてしまったりしてしまいます。
思い込みで殺してしまうので
宇相吹正の仕事は法律上裁くこともできません。
そんな『犯罪が実現する可能性が極端に低い状況における容疑者』
のことを不能犯と言います。
人間の愚かさを証明するために
依頼をこなしている宇相吹正ですが、
彼の本当の目的やどうしてこうなってしまったのか
ストーリーと共に謎を解き明かしていく漫画です。
不能犯(漫画)のあらすじだけでも
独特の雰囲気やちょっと怖いストーリーに惹かれますよね。
続いてはネタバレをご紹介します。
不能犯(漫画)の1巻~ネタバレ

不能犯(漫画)のネタバレについてです。
この不能犯って漫画むちゃおもろい!!!! pic.twitter.com/j79Wr4SJKQ
— 赤じゃむ☀litmus6 (@akajamtan) 2014年1月10日
不能犯の主人公、宇相吹正は思い込みで
人を殺すとあらすじで紹介しましたが、
漫画1巻に収録されている『家族を愛しすぎた男』は
まさに思い込みや人の弱い面を感じられる
怖いストーリーです。
ひったくりに襲われて植物状態になってしまった娘を持つ門倉は、
宇相吹正にひったくり犯3人の少年の殺害を依頼します。
しかしひったくり犯の少年たちは
宇相吹正の依頼主である門倉を標的にして
門倉の家に向かいます。
家にいるのは門倉の娘と妻でしたが、
驚くことに二人はもう死んでいたのです。
そこに現れた宇相吹正はひったくり犯の少年たちに
ナイフで刺されたと思いこませて殺害、
そこに門倉が帰宅します。
宇相吹正は門倉に対して
そろそろ現実を見たほうがいい、と言います。
その言葉が指す意味とは
門倉の娘はとっくに亡くなっていて
それを受け入れらずにあばれる門倉を止めようとして
突き飛ばされて妻も死んでいたのでした。
門倉は家族の死を受け入れられて
いなかったんですね。
そして最後には娘と妻、
ひったくり犯の少年3人をテーブルに座らせ
賑やかな食卓はいいな、と笑顔で話しているのでした。
ネタバレをご紹介しました。
かなりダークな話ですが、不能犯(漫画)は
こういったダークでいい意味で裏切られるような
ちょっともやもやするような
ストーリーが描かれています。
不能犯(漫画)の評価は?

不能犯(漫画)の評価もまとめてみました!
不能犯の漫画借りてみてんけどこの…こーゆー暗さの漫画とても好みで…心理学にも興味があって…とても好き…
— 由(ユウ)さん (@twittyuyu) 2018年7月21日
不能犯とウシジマくんの理屈は一緒
主体はあくまで履行するだけ
関係者が勝手に堕ちていく、溺れていくこの手の話はほんまに好きやわ(*´Д`*)
不能犯も漫画どハマりしてるし是非続編お願いします!!!— ゆーと (@asiangun) 2018年7月12日
不能犯、善悪の屑、うしじまくん、ここまでゲス漫画揃ってると認めざるを得ない。そういうの、好きです。
— 周明は夏2日目飯田くん (@Syumei000) 2018年6月24日
主人公が直接手を下すのではなく
人が思い込みで死んでいく、
という残酷な展開が好きな人には高評価のようですね。

「不能犯」映画ではなく漫画の方を見た。主人公以外のほぼ99%のキャラが救われなさすぎて切ない。。。
— 荒井 太亮 (@TaisukeArai) 2018年6月4日
漫画の不能犯読んだから悪夢見そう寝るのが怖い🙄
— かとうあおい (@aoichan7924) 2018年2月9日
残酷な表現や展開が怖いという評価もあるようです。
後味が悪い漫画、と評価する人もいるようなので
好みによって評価のわかれる漫画かもしれませんね。


残酷なシーンばかりじゃないのも
不能犯(漫画)の魅力です。
一話完結でテンポよく読み進めていけるストーリーと
全てをまたいで気になる宇相吹正の本当の狙いや
こうなってしまった経緯など、
目が離せないストーリーも評価ポイントですね。
まとめ
映画「不能犯」の原作漫画のあらすじと1話~のネタバレをご紹介しました。
残酷な表現が多いので評価も分かれますが、
それだけじゃなくて人の内面の怖さや面白さも表現されている漫画でもあります。
気になった人はぜひ読んでみてくださいね。