東洋大のエース山本修二選手。
実は4人兄弟で、お兄さんが2人います。名前は憲二さんと信二さん。
そして2人とも東洋大学の陸上選手でした。
そんな山本3兄弟には箱根駅伝にまつわる感動秘話がありました。
このエピソードを知った上で、
箱根駅伝の山本修二さんの走りを見ると感動もひとしおです。
目次
山本修二のプロフィール
名前:山本 修二(やまもと しゅうじ)
全日本大学駅伝 東洋大報告会
山本修二選手#全日本大学駅伝 #東洋大 #山本修二 pic.twitter.com/jkIHi2o6EM— ゆかり (@xxyukarixxx) 2017年11月5日
生年月日:1996年8月17日
出身地:広島県呉市
身長/体重:173cm/56kg
学歴:東洋大学経済学部経済学科在学中
山本修二さんは、意外にも4人兄弟の末っ子さんのようです。
お兄さん2人と、お姉さんが1人います。
そしてお兄さん2人も東洋大学の陸上選手でした。
山本修二選手には、
長男の憲二さんと、次男の信二さんそれぞれと、
箱根駅伝にまつわる感動秘話があります。
長男の憲二さんとのエピソードは別の記事で書きましたので、
今回は、次男の信二さんとの感動秘話についてお話したいと思います。
長男の憲二さんとのエピソードは下の記事になります。
山本修二(東洋大学)兄を追って遊学館高校から箱根駅伝2018へ
山本信二(次男)のプロフィール
【日体大記録会10000m】6組
13 山本信二選手(東洋大2年)
東洋大が圧倒的な強さを見せた箱根88回大会の優勝メンバー、山本憲二選手の弟さん。今回29分台に突入!層の厚い東洋大ですがこれからの駅伝メンバー入りに期待です! pic.twitter.com/5crMeBTX2g— まっちゃん (@amuxxalir) 2014年10月27日
名前:山本 信二(やまもと しんじ)
生年月日: 1994年06月20日
出身地:広島県呉市
身長/体重:176cm/55kg
山本3兄弟の名前は、
憲二、信二、修二と全員名前の最後に「二」がつきます。
この名前の由来について、
そして、共通点は名前の「二」だけでなく、
3人とも陸上選手、それも同じ東洋大学ということです。
年齢は、
憲二さんが1989年生まれ、
信二さんが1994年生まれ
そして、
山本修二選手が1996年うまれです。
憲二さんと信二さんは5歳離れていますので、
浪人や留年をしない限り、大学時代が重なることはありません。
が、
信二さんと修二さんは、2歳の年の差なので、
大学時代は重なり合います。
そのため、
次男信二さんと、三男である修二さんは、
箱根駅伝で兄弟たすきリレーをすることをずっと夢見ていました。
信二と修二の兄弟たすきリレー
兄憲二さんがきっかけでした。
長男の憲二さんは、
東洋大学時代、東洋大を箱根駅伝でドラマチックに優勝に導いた立役者で、
東洋大の山本憲二として有名でした。
マツダの長距離選手の実業団達が来院されてました。写真は遊学館から東洋大学へ進み。箱根駅伝の優勝メンバーの山本憲二選手です。 pic.twitter.com/pujIeomv92
— 船越天夫 ( 本通り鍼灸接骨院 ) (@agopuntore) 2014年11月25日
同級生には、二代目山の神として4年連続、
5区(通称、山上り)の区間賞をとった柏原竜二さんがいます。
兄憲二さんのドラマチックな箱根駅伝優勝秘話の記事はここをクリック♪
そんな偉大な兄憲二さんの影響から、弟2人は、陸上をはじめました。
【4/11 平国大記録会】
5000m 10組
山本信二(東洋)14.40.32
5000m 11組
山本修二(東洋)14.10.56 PB東洋大OB山本憲二さんの次男・三男のおふたり。修二さんはPBも更新。 pic.twitter.com/p8kM2VzYKX
— りか (@Lblo_K) 2015年4月11日
―夢は偉大な兄の母校東洋大で、
箱根駅伝で兄弟たすきリレーをすること―
箱根への道夏合宿特集東洋大学「兄弟リレー山本信二&修二狙う東洋大」#箱根駅伝 pic.twitter.com/m6SON9bh5C
— ヒロ (@0930_hiro) 2015年9月2日
ところが、
三男である山本修二さんは、
1年生のときから箱根駅伝に出走する機会を与えられますが、
信二さんは箱根駅伝に出走することができずにおりました。
そして、
信二さん大学4年生、
箱根駅伝に出走する最後のチャンスとなった2016年の秋のことです。
尊敬する兄憲二さんの背中を追って目指した箱根駅伝へ出るため、
トレーニングに励んでいた夏合宿後でのことでした。
信二さんは、右足の大腿骨を疲労骨折してしまったのです。
箱根駅伝2017本番まで残り2カ月。
出走は絶望的となってしまいました。
そして迎えた箱根駅伝当日、
山本信ニさんは裏方として出走選手のサポートに回りました。
これには山本信二さんのこんな思いが隠されていました。
「チームが勝つためには、外れた選手が積極的にサポートした方が、チームの雰囲気も良くなると思った」
そして、
出走する選手の腕に
「その1秒をけずりだせ」と書いていきます。
これは、長男憲二さんが、
東洋大学で箱根駅伝の選手をしていたときのドラマチックな出来事が関係しています。
それ以来、東洋大学ではこの言葉がスローガンとなりました。
Going ②
東洋大を支えた副主将
山本 信二 選手 pic.twitter.com/bcfLFzSc9Y— ku_min (@kunkun_san) 2017年1月7日
そして、エース区間と呼ばれる、華の2区を走る三男の修二さんの腕にも書きます。
花の2区と呼ばれる理由や2区にエースが集まる理由はここをクリック♪
「一緒に戦おうね」
どちらからともなく言葉が出ました。
次男信二さんは、
箱根駅伝前の全日本大学駅伝でも、弟修二さんのサポートをしてきました。
それはとても修二さんの心の支えになったようです。
そして、そんな2人の兄弟の絆を見てきた酒井監督が、
ある粋なはからいをしたのです!
酒井監督の粋なはからい
それは、箱根駅伝のイベントでのことです。
兄弟でのたすきリレーがかなうことなく、
東洋大学を卒業してしまうかに思えた信二さんでしたが、
1度だけ夢がかなったのです。
箱根駅伝のイベント。
アンカーを任された弟修二さんは、前の走者を待っています。
そして、
前の走者がたすきを修二さんに渡しました。
修二さんは走り出します。
たすきを渡した走者は走り出す修二さんを見て、
静かにトラックを去りました。
そう、
修二さんにたすきを渡した走者こそ、
兄の信二さんだったのです。
この日、2人が夢見ていた兄弟たすきリレーがかなったのでした。
その兄弟たすきリレーの瞬間を撮った写真は2人の宝物だそうです。
山本修二選手は、2人の兄が築いた歴史と思いを背負って、箱根駅伝2018に挑みます!
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