福岡県宗像市にある宗像大社。
初詣の参拝に訪れる人が多く人気の神社です
さらに、世界遺産に登録されたため、人気が高まっています
今年の初詣も混雑が予想されます。
目次
宗像大社とは?
宗像三女神がまつられている全国6200神社の総本社です。
宗像三女神とは、
天照大神(あまてらすおおみかみ)の子どもとして生まれた神で三姉妹の女神です。
宗像三女神は、日本書紀の中で、
道主貴(みちぬしのむち)と呼ばれ、「道」をつかさどる神様です。
このため、宗像大社は、交通安全で有名です。
世界遺産登録
宗像三女神の三姉妹は、それぞれまつられている場所が違います。
長女は、沖ノ島・中津宮
次女は、大島・中津宮
三女は、宗像大社境内・辺津宮です。
三姉妹が祀られているこれらすべてが「宗像・沖ノ島と関連遺産群」として、
ユネスコ世界文化遺産に登録されました。
宗像大社の初詣
宗像大社は、交通安全として有名ですが、実際はそれに限りません。
なぜなら、宗像三女神は、広く「道」の神様であるため、
武道・茶道など、すべての道にもご利益があるからです。
このため、初詣には交通安全祈願だけでなく、
商売繁盛の道を願ったり、学問の道を願ったりなど、参拝客は様々な祈願に訪れます。
初詣の参拝時間
1月1日~3日は、24時間参拝できます。
12月31日は、
大祓式が、15:00から行われます。その後、そのまま除夜祭になります。
1月4日以降は、通常の参拝時間と同じになるため、
午前9:00~午後5:00となります。
参拝者数は?
初詣の参拝者数は、2016年から統計をとっていないため、
2015年の情報になりますが、65万人です。
ただ、これはユネスコ世界文化遺産に登録される2年半も前の数字です。
ここ数年は、それ以上に混雑しています。
混雑を回避したいという場合、人出が少ない時間帯を狙う必要があります。
では、混雑する時間帯はいつでしょうか?
混雑が予想される時間帯
混雑が予想される時間帯は、
12月31日の午後8時過ぎ~1月1日の午前3時頃です。
この時間帯は年越しのカウントダウンがあるため、非常に混雑します。
そして、
次に混雑し始めるのが、
1日~3日の午前8時くらい~午後6時くらいまでです。
この期間は三が日ということで、日中は多くの参拝客が訪れます。
つまり、混雑を回避する方法は、
上記の混雑が予想される時間以外に初詣に行くことです。
具体的には、
1日~3日の午前4時~午前7時くらい
または
1日~3日の午後7時以降ということになります。
ただ、1月のこの時間帯は非常に寒いです。
風邪などひかないように、しっかりと防寒対策をしていくほうが安心です。
1月4日以降は、仕事始めもあり、
三が日に比べると参拝客数はだいぶ少なくなります。
ただ、1月5日と1月6日は週末になるため、
ふたたび混雑する可能性もあります。